心のメンテナンス
鹿児島で通った市立美術館
南の国に転勤した時、当然ながら知り合いは皆無。
本州は遠く、行きたい企画展もやはり遠い。
福岡、熊本、宮崎も結局行かずじまい。
でも鹿児島ではほぼ毎週と言ってもいいくらい、美術館界隈を散歩し、通っていた。
年間パスポートも買ってお気に入りの休憩場所も見つけた。
山の上にある長島美術館
ここは最後に行ったけれどもっと早く行けばよかった。
車がないと行けないと思っていたけれど、実際には大丈夫だった。
美術館からは雄大な桜島が臨めて、素晴らしい景色が眼下に広がる。
南国の雰囲気満載の入口。
この時はシャガールの企画展でこちらもとても満喫できた。
振り返ると他にも伝統工芸品を見に行ったりして、彼の地で心の平穏を保つのに、様々なものが私を支えてくれたと思っている。
その後素晴らしい出会いにも恵まれて、あの南の国は、北の大地に続き私にとってかけがえのない思い出の地になった。
首都圏は美術館三昧
思えば、地元にいた時は、ドライブか登山などの自然探訪か美術館かというくらい、美術館通いをしていた。
でもかなり偏りがあって、日本画と印象派を中心に見ていたと思う。
地元を離れ、少し幅が広がった。
京都が近かった時も、美術館三昧。
地下鉄東西線の二条城から、市役所前、蹴上、東山駅辺りは大好きなエリアだった。
心のメンテナンス
美術館に行くことは、私の心のメンテナンス。
身体が疲れていても、絵を見ると元気になる。
色合いや風景に見入っていると、作品以外のことに意識がいかなくなるから、雑念もなくなる。
嫌なことがあったとしても、忘れてしまう。
有効なストレスコーピングのひとつだ。
上野恩賜公園
今回は、上野の国立西洋美術館に行った。
春から見たかった企画展。
大学時代の仲良しと一緒に見てきた。
モネの睡蓮。
ゴッホ。
これもゴッホ。
久しぶりの上野恩賜公園だったが、人も少なく緑が涼しく、迷ったが行ってよかった。
たくさん絵葉書を買ったので、友達に出したいと思う。
次もまた予定があり、楽しみ。
心の栄養補給が息抜きになっている。
夏の夕暮れの空も美しくて、リラックスして眠れそうだ。
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