調子の波
日曜日の夜は比較的スムーズだった夜のルーティンが月曜日は難航した。
調子に波があるのか、ご不浄までは良かったのに、その後洗顔と歯磨きの辺りから雲行きが怪しくなり、何とか終わったら、その後洗面所で立ち往生してしまった。
こうなると、しばらくにっちもさっちもいかなくなり、私もイライラしてしまう。
ぐずぐずと、痛いとかいろいろと不調を訴えて動かない。
一人で自立も出来ないから、放置もできない。
よほど今回はどこからか椅子を持ってきて、座らせて一度落ち着くまで放置したくなったが、こらえて宥めすかす。
背骨が圧迫骨折していなかったら、多少強引に向きを変えたりできるのだが、その辺りが怖くてできない。
すったもんだの末、ようやく何とか寝かせることができたが、くたびれた。
この調子の波がしんどい。
病気と分かってはいるのに、ついこちらも怒ってしまう。
あとは、こんな毎日で母は幸せなのかしら？と思うとまた気持ちが塞いでくる。
外にも出られず、何をするにも人を呼ばないとできない暮らし。
転倒リスクや急ににっちもさっちもいかなくなることがなかったら、気分転換もさせてあげたいのだが、私一人で連れ出すのも厳しい。
まだ１ヶ月経っていないのに、これから先大丈夫かと思うが、先のことを案じても仕方ない。
私にできることをする他ない。
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